プレゴールデンエイジとは
プレゴールデンエイジとは、子どもの運動能力や身体機能など神経系が著しく発達する時期の準備段階期にあたります。
ポイント
⑴プレゴールデンエイジ、ゴールデンエイジ、ポストゴールデンエイジの3つに大きく分けられます。
⑵プレゴールデンエイジ(前期)は、就学前の時期と重なります。
⑶プレゴールデンエイジ(前期)は、筋肉、認知・ことばが著明に発達する時期です。
⑷親子であそびや活動など楽しい気持ちで取り組みましょう。
⑸ゴールデンエイジを過ぎたとしても運動など習得することは可能です。
理由
3つのゴールデンエイジ
プレゴールデンエイジは、前半と後半に分かれます。特に前半では、神経系の発達が著しく様々な神経回路が形成されていきます。
前半で獲得したい能力
バランス力、筋力、リズム感、表現力、理解力(ゲームのルールなど)、敏捷性(からだの素早さ)、巧緻性(こまかい作業)、感受性、協調性(集団の中での協力や調和)などです。
後半で獲得したい能力
引き続き、前半で獲得したい能力もあるのですが、主として敏捷性、巧緻性、バランス力などが上げられます。
特にいろいろな習い事よりも、家族で楽しく遊んで活動することが求められます。
ゴールデンエイジ
全身の運動神経が発達しますので、主として巧緻性、安定性、可動性、柔軟性が上げられます。
ポストゴールデンエイジ
この時期になると第二次性徴期と重なり、大人としての身体ができてきますので、主として持久力、筋力などの強化となるでしょう。
ゴールデンエイジを過ぎたとしても運動や活動など習得することは可能です。例えば、故事やことわざにもあるように「六十の手習い。」などがあります。しかし、できることなら、目覚ましく発達する時期(プレゴールデンエイジ・ゴールデンエイジ)に習得することをお勧めします。
最後になりましたが、お子様のお困りごとなどがありましたら、子ども達が目覚ましく発達する時期(プレゴールデンエイジ・ゴールデンエイジ)を逃すことがないようご相談してください。